Discography -音源&歌詞-
夏空花火
作詞・作曲:史朗
Vocal & Backing Guitar :史朗
Read Guitar & All programming :真
夏の夜空は微笑む
散りゆく閃光が
夜景に溶け込むのを
眺めるように
雑踏の中で
ひとつひとつ違う下駄の音
耳を澄まし
振り向くとあなた
胸の奥に花火の鼓動が響き渡ってくる
僕の心もあんな風に強かったらなぁ
星が開き遅れて聞こえる音と
心臓を打つ脈が共鳴して加速する
髪には涼しげな簪
たまに触って気にしている
浴衣姿のあなた
もし写真を撮らなかったとしても僕はずっと忘れない
揺らぐことを終えた意識も
無理矢理笑ってみせたらワザとらしくなる
フィルムに写った僕はどんな顔しているのかな
カメラが放つ閃光が瞬間のすべてを見透かすように
僕らの中を通り抜けていった
僕の想いも花火のように散ってしまうのかな
一瞬だけ輝いて落ちていくように
大きく咲き終えた残像が何だかとても儚くて
予感させる未来と重なった
色彩を帯びてた光は煙になり風と遊ぶ
次々に展開していく夜空を見上げれば
さっきまで見ていた花火は忘れてしまうのだろう
どんなに美しく鮮やかでも